いつでもどこでも役に立つ簿記3級

独身時代に働いていた会社では一般職で営業部の内勤でしたが、当時の幹部付きの秘書業務も部署経理も担当していたので、かなりハードな毎日を送っていてました。特に、一番困っていたのが、幹部や社員から出される交際費や雑費の領収書の項目分けと予算の管理。おじさま社員たちはバブルのおいしい時代を生きた人たちだったので、個性あふれるユニークな領収書を平気で出してくるのは日常茶飯事のことです。ひとつ間違えると、本社経理本部からお叱りが来るという胃がひきつる思いで処理をしていたものです。その時、「簿記の知識がなくちゃダメだな」と何度も思いました。

 

その後、結婚を機に退職しましたが、早い段階で社会復帰したかったので「経理が多少できると求人も少しは増えるし、パートでも働けるかも…」と通信講座の簿記コースを始めました。いきなり難しいレベルだと体が持たないと思ったので、一番難度低めの簿記3級合格を目指して新生児の娘を寝かしつけてはその隣で勉強をしました。ミルクを飲んで次のミルクまでは大体3時間ほど空くので、その静かな時間に集中して勉強を進めました。思ったより頭に入るので、すごく面白くなっていきました。通信講座なので、つまづいた時はすぐに電話で質問ができるなどのサポート体制が万全で添削問題も丁寧な解説付きで返ってくるので自分の理解できていない点がすぐに克服できました。試験はもちろん一発で合格できました。今思えば、産後の静かな時だからこそできたのかもしれません。

 

再就職はなかなか決まりませんでしたが、資格を取った後には銀行でのアシスタントや経理アシスタントと一般事務を兼ねての仕事などお金にかかわる仕事をすることが多くなりました。さらに、プライベートでも家計のやりくりにも何気に役に立っています。仕事でも家庭でも役に立つ簿記3級、持っていてよかったと思う資格の一つです。