転職の際にあれば有利だと考えた簿記の資格

簿記の資格を取得したかったのは、転職を考えていたことがきっかけです。この時25歳で、大学を卒業してから医療機器メーカーの営業を担当していました。私は元々やってみたいと思える仕事が分からなかったので、丁度運良く内定をいただいていた医療機器メーカーに入社しました。しかし元々大人しいタイプの人間にとって、営業は別世界でした。営業は下手でしたが、営業に使用する資料を作成するのが好きだったので、事務職に興味も持つようになったのです。

 

そこで事務職について調べてみると、経理や総務等の業務内容だと分かりました。中でも私は、数字に対して抵抗がないので、経理を目指すことにしたのです。しかし予想していた以上に厳しく、書類選考に落ちて戻ってきた履歴書が増えるばかりです。そこで何か印象を良くしなければと考え、簿記資格の取得を試みました。

 

その理由としては、経理を行う上で簿記の知識を持っていた方が仕事が捗ると分かったからです。例えば仕訳における勘定科目の意味を理解していたり、仕訳から決算に至ることで当期の利益が確定したり等です。全く知識が無い状態からの勉強なので、まずは簿記3級の取得に挑みました。まず大変だったのが、仕訳のルールを覚えることです。貸方や借方という概念がしっくりとこなかったことで躓きました。

 

それでもそれを突破すると、かなり楽になったことを覚えています。参考書のテキストとトレーニングの問題集を一通り行ってから、過去問題集に移りました。簿記において過去問は特に重要なので、理解するまで何往復も勉強し、最後に直前対策として予想問題集を行いまして、試験に挑みました。

 

幸いにして3級は2か月程の勉強で合格しまして、その後すぐに2級に挑戦したのですが、3級よりも難易度は高いです。特に工業簿記を新たに勉強する必要があるので、商業簿記との違いや流れを理解するのに時間が掛りました。それでも4か月くらいの勉強期間で、試験には合格しました。勉強方法は3級と同じです。

 

その後の転職活動は、資格を取得したことが功を奏し、ついに経理への転職が成功したのです。簿記の資格は転職において持っていた方が絶対に有利で、不利になることはありません。また2級を取得すれば、応募可能な企業が増えますし、やる気もアピール可能です。